社会福祉法人正夢の会

一人一人のライフステージに沿った支援をしています。

Y.N

2020年入社  公認心理師  帝京大学  大学院 文学研究科 臨床心理学専攻

Q入社のきっかけは

一番は、研修が充実している所が大きいです。新任研修をはじめ、内部の研修会も充実していますが、東京都から委託を受けている研修会にも積極的に参加できる点にとても魅力を感じました。また、私が所属しているレスポーいなぎは、全年齢対象の発達支援センターとなっており、どの年齢層の方にも対応できる心理職になりたいという気持ちもあり、正夢の会に入職することを決めました。実際に、午前中に就学前のお子様の検査をお取りし、午後には成人の方の相談業務に入るというスケジュールの日もあります。それぞれのライフステージによって、困り感や必要な支援が異なる為、対応していくことは大変ですが、やりがいを感じています。



Q今取り組んでいる仕事は?

就学前のお子様から成人の方を対象に、発達に関する相談を受けたり、知能検査、発達検査をしています。入職して1年目は、とくに就学前のお子様の発達に関する相談が多い1年でした。就学前のお子様への支援では、遊びを通して関係性を作り、必要であれば後日、発達あるいは知能検査を実施します。そして、検査の結果やご家族の希望に合わせて、情報提供書や療育意見書を発行し、医療機関や療育機関に繋ぎます。検査実施後にレスポーいなぎに継続して通われるお子様も一定数おり、1回50分の遊びを通して発達を見守っています。成人の方の支援では、就労に向けて発達特性の理解をしたいと来所された方に検査をすることがありました。就労場面で発揮されるであろう得意な処理能力や、苦手な処理能力をお伝えし、希望に応じて医療機関や福祉サービスに繋でいます。全年齢対象の発達支援センターのため、その時々のライフステージに合わせた支援を行っています



Q社会福祉法人正夢の会のおすすめポイントは?

レスポーいなぎでは、就学前に検査をお取りしたお子様に対し、フォローアップの一環として一定期間を空けて、再検査のご案内をすることがあります。その際に、ご家族の方にお子様の様子をお伺いすると、「〇〇ができるようになりました」、「園にも楽しく通っています。」とご報告を頂くことがあります。お子様の成長の様子をお伺いすることができ、また、療育機関に繋げるなどご本人やご家族の方がより過ごしやすくなるよう橋渡しができたようで嬉しくなります。
また、成人の方に対して知能検査の結果をお返しした際に、これまでの困難さに対して「そうだったのか」と納得されたようなコメントを頂くことがありました。ご自身の特性への理解が深まり、今後生活していく上で少しでも困難さを解消するお手伝いができたのではないかと嬉しくなりました。