井岸 彩乃
2021年入社 支援スタッフ(町田福祉園) 桜美林大学 健康福祉学群精神保健福祉専修
きっかけは法人の取り組みに魅力を感じたからです。
私は大学での授業や実習を通して障害に対する差別の存在を改めて感じました。また差別を減らすためには障害のことや障害者施設について知って頂くことが大切だと感じました。
現在私が所属している部署では地域の子どもたちを施設に招いて施設スタッフと交流を持ったり、近隣の大学・専門学校の学園祭に利用者様が作成した物を販売させていただいたりしています。このような取り組みをとても魅力的に感じ、障害や障害者施設の存在を知っていただくきっかけになれば良いなと考えています。
主な業務は2つです。
1つは利用者様への直接支援です。食事を召し上がって頂けるようお手伝い・介助をさせて頂いたり、入浴・排泄等、生活する上で欠かせないことの介助をさせて頂いています。また、利用者様のっ生活の楽しみとして余暇の提供を行なったりしています。
もう1つは利用者様支援を行なうための間接業務です。利用者様の1日の生活を記録したり、数カ月を通してどのような様子だったのかモニタリングをしています。またどのような生活を送っていきたいか個別支援計画を作成します。
1つは地域とのつながりを大切にしているところです。地域の子どもたちや近隣の大学との交流を図ることで、障害者施設の存在や障害について知って頂く機会になれば良いなと感じています。また近隣で活動している吹奏楽団等、外部の団体の方を施設に招き演奏会等を開催し、利用者様に楽しいと感じて頂けるような時間を提供しています。
もう1つは職場のアットホームな空気感です。私の所属している部署の先輩方は困ったときにはいつでも助けてくれる優しいくて面白い方が沢山います!
私は大学で精神障害、精神障害者への支援について勉強し、医療機関等で実習を行なってきました。ですが、現在働いている職場は知的障害や身体障害のある方が入所されている施設のため、大学で勉強してきた分野とは異なります。ですが、入職して今まで「なんでこの職場にしたんだろう…」という後悔は全くありません。それは自分が「やりたいこと」を実践している法人を選んだからだと思います。「福祉」というと様々な分野がありますが、自分が勉強してきた分野にとらわれず、自分の「やりたい」という気持ちを大切にしてください。