朝起きてから夜寝るまでなど、食事や入浴、排泄、移乗の介助などを含め、一日の利用者の生活を支援する役割です。介助一つひとつとっても、利用者さんによって方法が異なります。
多くの利用者さんが認知症を患っておられるため、コミュニケーションの取り方に初めは戸惑いました。しかし、毎日かかわりを持っていくとだんだんとそれぞれにあった声掛けの仕方があることに気づきます。それを見つけ出したときの達成感といえばなんとも言えません。
入職したての頃、ある利用者さんの移乗介助でうまくすることができず、立腹させてしまいました。
先輩職員の方に相談し、もっとこうした方がいいんじゃないか、とアドバイスをいただきました。
利用者さんに説明すると、なんと私の移乗介助の練習に付き合ってくださり、その方に「うまくなったな、ありがとう」と言われたとき、この仕事に魅力を感じ、この仕事をしていて良かったと思いました。