現在、ケアチームの主任をしています。リーダーやチーム長と一緒に、パートナーの暮らしをより良くするために日々さまざまな課題に向き合っています。
介護というとどうしても高齢者を支援する、高齢者は支えられているイメージがあると思います。
ですが、働き始めて感じたのが、私達もまたパートナーに支えられ、色々な学びを得ているということです。
日頃パートナーが「手伝うよ」と声をかけて下さったり、「いつもありがとね」「頑張っているね」と励ましてくれます。もちろん楽しいことばかりではなく大変なことも多いですが、そんな何気ない一言や気遣いで今日も頑張ろうと思えます。
また、私達よりも沢山の経験をしてこられた人生の大先輩であるパートナーからは裁縫や料理といったことに加えて、物事の考え方等多くのことを学びます。スタッフもパートナーもお互いがお互いを支えあい、学びあうことで皆の人生が豊かになっていくのを感じます。

ライフの学校の良いところは、スタッフでもパートナーでも一人ひとりの声を聞いてくれる、やりたいことを認めてくれるところだと思います。
パートナーの「これをしたい！」「あそこに行きたい！」といった声を、聞き取ったスタッフが「実現させてあげたいんです！」と声をあげることは勇気がいることだと思います。しかしライフの学校では、パートナーの貴重な声を聞き取って行動しようとするスタッフに寄り添って下さいます。
パートナーの為に何ができるのか、できないと思われるようなことも、どう工夫すればできるのかと最後まで責任を持ってチームで取り組んでいます。ライフの学校では当たり前のようにできている事ですが、実際にそうできる職場って実は少ないのではないかなと思っています。当たり前のことに全力で取り組める。その結果全ての人の人生が豊かになる。ライフの学校で働くと良い意味で福祉・介護のイメージが変わると思います。