大学では社会福祉学を専攻しており、障害者の事例について学んだ際に障害者の社会生活が保障されていない事に驚きました。そのことがきっかけで障害福祉を学びました。私自身、障害者施設と聞くと暗いイメージを思い浮かべている事を大学の教授に話してみると「そんなことはないからまず現場に行って、そのイメージを変えてみては」とアドバイス頂き、障害者が関わる様々な事業所に実習で行かせていただきました。実習に行くと私の持っていたイメージとは程遠く、自分の夢を語ったり、自作の歌を披露して下さったりと笑顔が絶えない空間が広がっていました。実習を通じ障害者の方が安心して生活が出来る居場所を作る助けがしたいと思うようになりました。その後就職活動をしていた中で希望の家の創設の精神の一つである「施設の職員・利用者は一つの家族である」に惹かれ、ここであれば自身が思う利用者の皆様の居場所を作れるのではないかと思い入社しました。