佐藤実優
2021年入社 支援スタッフ 長野県福祉大学校 介護福祉学科
私の出身校にある『夢ぽっけクラブ』というのサークル活動で、この街福祉会を利用している障がいのあるお子さんと関わったことで、この法人を知りました。サークル活動で様々な行事に参加させていただく中で、いろんな表情を見せてくれるお子さんたちと過ごすことが楽しいと感じ、保育や高齢者介護だけでなく、障がいのある方と関わる仕事にも興味を持ちました。そのサークル活動で、職員の方が学生にも優しく接してくださり、笑顔で子どもたちと関わる姿を見て、「ここで働いたら、楽しく仕事ができそう!」「職員の皆さんのように優しくいろんな人と関われるようになりたい!」と思い、この街福祉会に入社しました。
主に取り組んでいる仕事は、余暇行事の計画や実施です。学生時代に参加していた夢ぽっけクラブのサークル活動を、今は職員として学生さんと一緒に取り組んでいます。
学生だったときは、参加してくださる方にどのように楽しんでもらうかを考えていましたが、職員の立場になると、参加して下さる方の事はもちろん、学生ボランティアの皆さんも楽しんでいるか、困っていることは無いかなど、様々なところに気を配りながら動かなければならないという大変さが良く分かりました。学生の気持ちもわかるからこそ参加している学生さんの気持ちを考えながら行事を進められると思うので、これからも常に学生の時に感じた気持ちを忘れず、取り組んでいきたいです。
先輩職員と話す時間がしっかりと設けられているので、悩みを溜めることなく話せることです。普段の支援の後も「どうだった?」と声をかけてくださるので、支援の様子や分からなかったことを常に質問できます。話しやすい環境を職員の皆さんが作ってくださっているので、支援のこと以外にも暮らしの知恵などを聞いています。長く勤めている方が多いので、体験談を聞いて自分の支援につなげることも出来ます。自分ひとりで支援をすることが多い職場なので、いろんな人の支援の仕方を見たり、聞いたりしながら、自分なりの支援の仕方を見つけていけると思います。
利用者さんといろんなお話が出来るようになったことが、よかったと思う瞬間です。最初は利用者さんと関わることに緊張があり、その緊張が利用者さんにも伝わっていたと思います。何回か関わるうちに私の顔を見ても、緊張の表情ではなく、笑顔で挨拶を返してくださるようになっていることが感じられた瞬間がよかったなと思います。
また、学生時代の実習では利用者さんと何かお話する場面で、「この話で大丈夫かな」「話しかけていいのかな」と様々な不安があったために、話しかけられないことが多くありました。しかし、この仕事では、利用者さんやそのご家族と話をする場面が多くあるので、そのような不安を感じることが少なくなりました。最近観たテレビの話やニュースなど小さなきっかけで会話が盛り上がることもあるので、自分のコミュニケーション能力が少し上がったように感じられることも、この仕事をしていて良かったことだと思います。