下田菜奈恵
2021年入社 保育士 (岩崎学園) 短期大学部 幼児教育・保育科
大学時代の実習先が岩崎学園でした。
実習中に障害のある子どもたちと関わり、子どもたちの未来のために食事・排泄・着脱・睡眠などの基本的生活のお手伝いや他者とのコミュニケーション方法、協調性などの社会性などさまざまな支援を行うことにとても興味を持ちました。
その後、アルバイトとして子どもたちと関わっていく中で、介助度が高い子どもへの食事や着替え等の支援の方法で困ったことや子どもたちの障害特性についてわからないことなどを優しく丁寧に教えてくれる職員の姿に、より岩崎学園に入社したいという気持ちが強くなりました。
大学時代に地域の知的障がい児と関わるサークルに所属していたこともあり、障がい児が地域社会で過ごしていく中で何が大切で、大人として何を伝えていく必要があるのかを学びたくて入社を決めました。
障害のある18歳までの子どもたちが暮らす入所施設で勤務しています。
子どもたちは、ユニットに分かれて生活をしており、平日は起床の促しから登校までの食事、整容、学校準備、体調確認等をします。下校後からは宿題、入浴、食事、遊び、学校準備、就寝対応をしています。
休日は午前と午後に活動の時間があり、外やアリーナで体を動かして一緒に遊んだり、バスや車、自転車等で公園などへ遊びに行きます。
他にも夏祭りやクリスマス会など、季節行事も職員が企画をして実施しています。
今、特に力を入れて取り組んでいる仕事は担当児童への個別の支援です。
今は担当児童が4名いますが、それぞれに必要な支援が違うため、子どもたちの成長のために毎日試行錯誤しています。こうしたら上手にスプーンが持てるようになるのかも!こうすれば身だしなみへの意識がつくようになるかもしれない!などと考えることがとても楽しいです。
障害のある子どもから大人までの支援ができます。
入所の子どもの支援で困ったときにも、いわさき・こどもデイサービスでの幼児への支援経験が豊富な職員へ相談したり、ステップワークスIWASAKIで退所後の就職のための必要なスキルを教えてもらったりと部署同士の繋がりがあるため、専門的な知識を得ることができます。
入所部門のおすすめポイントは、子どもたちがとにかくかわいいことと職員同士で相談がしやすい雰囲気があるところです。
出勤すると名前を呼んで近づいてきて抱っこを要求したり、最近あった出来事を教えてくれる姿に癒されるし、子どもたちの笑顔を見ると疲れが吹っ飛びます。とにかくかわいいです。
また、職員は子どもたちの未来のために一生懸命働いている人が多く、尊敬できる人がたくさんいます。仕事の悩みだけでなく、その日にあった子どもたちのかわいいエピソードなどを気軽に話ができる雰囲気があります。