インターンシップなどで実際に施設を見学させていただいた時に、すれ違うたびに職員の方が「こんにちは」と挨拶して下さり、とてもアットホームな職場だなという印象を抱きました。それ以外にも観葉植物が多く飾っていたり、福祉用具を積極的に取り入れていたりと、ご入居者と職員どちらにも配慮した環境づくりを行っている事にも惹かれました。
　また、法人内には特別養護老人ホームだけでなく、グループホームや小規模多機能型居宅介護、地域包括支援センター等、多くの事業を行っているので、色々なことに挑戦できると思ったことも決め手の一つになりました。

　入職して間もなく１年を迎えます。段々と仕事の流れにも慣れて来た時期だからこそ、基礎が疎かにならないように意識しています。基礎に忠実に、丁寧な介助を意識しつつ、ご入居者や自分に掛かる負担を軽減できるよう無駄な動きを減らして「丁寧に早く」仕事が出来るようになることを目指して頑張っています。
　また、今までは一つの事に必死になってしまい、周囲の状況に気を配ることが苦手でした。しかし、ご入居者の行動は予測出来ないことも多く、何が事故や怪我に繋がってしまうかわからないので、少しずつ視野を広げてご入居者の状況の変化にいち早く気づき、対処できるよう意識しています。

　ユニットによって雰囲気などは様々ですが、どのユニットも入居者と職員とはとてもいい関係で笑顔でいっぱいです。職員同士もとても仲が良く、プライベートでよく遊んだりすることもあります。職員同士の仲が良いというのは、私にとって本当に働きやすい職場で恵まれているなと思います。
　夏祭りや運動会、クリスマス会など行事ごともあり、入居者さんはもちろんですが職員も一緒になり楽しんでいます。

　この仕事を行う上で、やはりご入居者の笑顔や「おおきに」と感謝してもらえることが一番のやりがいになっています。入社してすぐの頃はあまり上手くコミュニケーションが取れず落ち込むことも多かったですが、段々とその方の性格等がわかってきて、ご入居者の笑顔が見られたり、「あんた優しいな」と言ってもらえたりすると頑張ってよかったな、と凄く励みになります。
　介護の仕事は、人を相手にする仕事なので、難しいことや予測できないことも多く大変なことが多いですが、その分ご入居者から元気をもらえたり、ご入居者と一緒に自分も笑顔になることが多く、とても楽しく働いています！