H.M
2020年入社 地域生活支援センター光 京都光華女子大学 健康科学部 医療福祉学科 社会福祉専攻
私がこの施設に決めた理由は大きく3つです。まず、自宅(実家)から徒歩で通える距離にあること、また、車の運転免許取得が必須ではないこと、ご利用者の就労の機会を大切に考えている施設が多い中ご利用者の生活そのものを大切に考えている施設だったことです。
学生時代は社会福祉士の資格を取るために今までで一番勉強していました。学ぶ範囲が広く勉強自体はとても難しかったですが、友達と一緒に問題の出し合いっこをしたり、休み時間に遊んだりするのが本当に楽しかったです。
今後は丁寧かつスピーディな介助ができるように、動きのイメージや準備をしっかりしていこうと思います。
「ありがとう」という言葉が好きです。自分が言うのも気持ちがいいし、言われても嬉しい言葉だからです。
重度の身体障がいや知的障がいのあるご利用者に対して、言葉や表情、ボディタッチなどでコミュニケーションをとりながら、食事・排泄・入浴・更衣などご利用者が生活されるうえで欠かせない部分のお手伝いや、ご利用者の楽しみややりたいことができるように様々な余暇活動のお手伝いをしています。
私は入職当初、知的のご利用者との関係作りに苦労しました。お話しようと近づいたところ「近い!」と言われて近づくことができませんでした。そんな時、先輩から「ご利用者の楽しい時にそばにいて、楽しみを供することで距離が縮まるよ」とアドバイスいただき、実行することで、次第に私の名前を覚えて声を掛けてくださるようになりました。あきらめず関わり続けてよかったと、今でも思い返すととても嬉しかったことを覚えています。
施設内は基本的にとても賑やかです。ユニットによって雰囲気は様々ですが、私が所属しているユニットは職員やご利用者がたくさんお話していて、楽し気な雰囲気だと思います。施設というと暗かったり匂いがきついというイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、この施設はユニットごとの色分けがカラフルで明るく、匂いは全くありません。
この施設はご家族さんとの距離が近く、ご家族さんの中には週に何度も面会に来られる方もいます。またコロナ禍以前は地域のボランティアの方に施設内の一部を貸出すこともあり、地域に開けた施設と言えると思います。また、職員の介助技術向上のためにご利用者が協力してくださるところもこの施設の特徴です。
お休みの日は基本的にゴロゴロ寝て過ごすことが多いですが、最近はネット配信でアニメを見たりYouTubeでゲーム実況を見ることにはまっています。趣味がころころ変わるタイプなので、それ以外にも時々祖母から料理を教わったり、駅前でショッピングをしたり、妹とゲームをしたりといろいろなことをしています。
初給料の使い道は覚えていません。